筆界未確定とは、登記上の土地の範囲・境界線である「筆界」が定まっていないことです。
筆界未確定の土地は、そのままの状態でも売却できるのでしょうか?
今回は、筆界未確定とは何か、どのような方法で土地を売却できるのかを解説します。
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「筆界未確定」とは
「筆界未確定」とは、とある土地の存在が登記されたときに、その範囲・境界線が法的に定まっていない状態であることです。
登記上の情報が「筆界」であるのに対し、隣り合う土地の所有者同士で協議して決められたものは「所有権界」と言います。
土地を売却するときは、買主が後にトラブルに巻き込まれるのを避けるため、他の土地との境界線を示さなければなりません。
なお、土地の境界には、隣地所有者との境界である「民民の境界」と、官有地との境界である「官民の境界」の2種類があります。
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筆界未確定の土地は売却できる?
一般的に、筆界未確定の土地をそのままの状態で売却することは難しいでしょう。
先述のとおり、筆界未確定の土地は買主にとってトラブルのリスクが高く、土地の売主には「境界明示義務」があるからです。
しかし、筆界を確定させたうえで土地を売り出すためには数十万円の費用と数か月の時間がかかってしまいます。
なるべく費用をかけずに、あるいは早期に土地を手放したい場合は、筆界未確定の土地を買い取ってくれる専門業者への相談を検討してみてください。
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筆界未確定の土地を売却する方法
筆界未確定の土地を売却する方法は「筆界確認書を作成して地図訂正をおこなう」「境界非明示の特約をつけて売却する」「専門業者に買い取ってもらう」のいずれかです。
筆界確認書の作成には、隣地の所有者が立ち会ったうえでの土地測量が必要です。
買主の同意が得られるなら、引渡し後の境界に関する異議申し立ては受け付けない「境界非明示の特約」をつけ、価格を通常より下げて土地を売却することもできます。
より手間なくスピーディーに土地を手放したいなら、筆界未確定物件を取り扱う買取業者を頼りましょう。
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まとめ
筆界未確定とは、登記上の記録において、土地の範囲や隣地との境界線が定められていない状態のことです。
買主の同意が得られれば筆界未確定のままでも土地を売却できる一方で、実際はそのような土地を求める方はあまりいません。
売却の際には、「筆界確認書を作成して地図訂正をおこなう」「境界非明示の特約をつけて売却する」「専門業者に買い取ってもらう」のいずれかの方法を検討しましょう。
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