専門家に物件の資産価値を判断してもらう査定は、不動産売却において重要なプロセスの1つです。
査定を実施するためにはいくつかの書類が必要になるので、家を売却する際はそれらの書類をあらかじめ用意しておかなければいけません。
今回は、自宅の査定を受ける際の必要書類について、不動産購入時の書類、住宅ローン関連の書類、登記簿謄本などの書類の3つに分けて解説します。
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自宅の査定で必要になる不動産購入時の書類
自宅の査定で必要になる不動産購入時の書類としてまず挙げられるのは、間取り図など建物の構造がわかる図面です。
また、物件の注意事項が記載されている重要事項説明書、購入時の契約内容が確認できる売買契約書なども用意してあると、高い精度で査定ができます。
一戸建て住宅の場合は、建築確認申請書や建築確認済証、検査済証なども用意しておくと良いでしょう。
マンションを売却する際は、分譲時にもらったパンフレットや管理規約、使用細則などの書類も用意しておくのがおすすめです。
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自宅の査定で必要になる住宅ローン関連の書類
自宅の査定で必要になる住宅ローン関連の書類としては、資金計画書、残高証明書などが挙げられます。
資金計画書とは住宅ローンの返済プランや資金計画をまとめた書類であり、売却までにローンの完済が可能か判断するのに役立ちます。
残高証明書は、住宅ローンの残債がどれだけあるのかを証明する書類です。
住宅ローンを組んで購入した不動産には抵当権が設定され、その解消にはローンを完済する必要があります。
抵当権が設定されたままの不動産は基本的に買い手が見つからないので、正確な査定結果を得るためには売却までに完済できることを証明しなければいけません。
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自宅の査定で必要になる登記簿謄本などそのほかの書類
そのほかの必要書類としては、登記簿謄本や測量図、身分証などが挙げられます。
登記簿謄本は登記事項証明書とも呼ばれ、不動産に関するさまざまな権利関係が記載されている書類です。
不動産の所有権や前述の抵当権などが記載された重要な書類なので、法務局の窓口やインターネットであらかじめ取得しておきましょう。
測量図は土地の面積や形状、境界の状態について記載された書類です。
面積や形状は土地の資産価値や活用方法に大きく影響し、境界が確定しているかどうかはトラブルの発生しやすさにも関わってきます。
必要であれば、改めて測量を実施して面積や境界について調査し直すと良いでしょう。
本人確認のための身分証は、マイナンバーやパスポート、運転免許証などが要求されます。
不動産売買におけるさまざまな手続きで必要になるので、忘れずに準備しておきましょう。
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まとめ
自宅を査定する際に必要な不動産購入時に関する書類には、間取り図や重要事項説明書、売買契約書、建築確認申請書、分譲時のパンフレットなどがあります。
住宅ローンを組んで購入した自宅を売却する場合は、資金計画書や残高証明書を用意し、売却までにローンの完済が可能なことを示しましょう。
ほかにも登記簿謄本や測量図、身分証などの書類が必要になるので、早い段階から用意を進めておくことをおすすめします。
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